お位牌
お位牌はお亡くなりになった方への日々の感謝の気持ちをあらわし、ご供養する心の拠り所となる大切なものです。故人様のお戒名・没年月日・俗名・年齢の記された木牌のことで、元々、中国儒教で先祖祭祀の時に記された位牌が日本に伝わってきたのが起源とされています。ご葬儀の時に用いられる白木の位牌は「野位牌」といって野辺送り(葬儀の後に火葬場や埋葬地まで葬列を組み、故人を送っていくこと)に用いる告別式用の仮位牌です。本位牌は、基本的に四十九日の満中陰法要までにご準備されることが多いです。(三十五日法要までにご準備される方もおられます。)新しくお位牌をおまつりされる際は、お寺様に入魂(開眼)をしていただきます。
また、姫路地域では、浄土真宗本願寺派(お西)、真宗大谷派(お東)の方は、一般的にはお位牌は用いません。ご宗派によってお祀りの仕方が異なります。
せんばはまやがご提案させていただく本位牌は、品質を誇る会津(福島)・高野(和歌山)の国産塗位牌を中心に黒檀や紫檀で仕上げた唐木位牌、綺麗な蒔絵入りの塗位牌やシンプルでモダンなお位牌などがございます。
永年手を合わせていただく大切なお位牌をお客様に寄り添い、心を込めてご案内させていただきます。
どうぞ、ごゆっくりとご覧ください。ご来店をお待ちしております。
お位牌お仕立ての流れ
- 1 お位牌のご提案
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お位牌を始めてお造りになられる方、現在お仏壇にご先祖様のお位牌をおまつりになられている方、又お仏壇も一緒にご検討されている方など、お客様のお話を伺いながら、お位牌をご提案・ご案内いたします。
お一人様彫りかお二人様彫りになさるかなどもご案内させて頂きます。
関西では札板に文字を刻む「文字彫り」が多いです。
「文字書き」も承っております。
追加の文字彫りもお受けしております。
- 2 仕立て 形・色
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お位牌には、塗り・唐木(黒檀・紫檀)など様々な種類がございます。宗派によっての違いはなく、色や形、デザインに決まりはありません。
お位牌は個人様そのものですから、その方のイメージに合うものを選ばれるのも良いでしょう。
※お寺様のお位牌堂にお納めの方は、大きさ、仕立ての決まりがある場合もございますので、お寺様とご相談ください。
ご先祖様のお位牌と同じような形をご希望の方はお位牌の大きさや形などお知らせください。
- 3 寸法
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<はじめてお位牌をお造りになられる方>
おまつりされるお仏壇の大きさなど、お客様のお話を伺い適寸をご案内いたします。
<現在ご先祖様のお位牌をまつられている方>
ご先祖様のお位牌より、この度お造りになられるお位牌の総丈が高くならないようにされる事が多いです。事前にご先祖様のお位牌の採寸をお願い致します。
- 4 お戒名・俗名などの確認
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本塗位牌は、表にお戒名、裏にご命日、俗名、年齢を彫ることが姫路地域では多いです。
故人様のお戒名、命日、俗名、お歳などをお伺い致しますので、ご準備をお願い致します。また、生前戒名(亡くなられる前に授かる戒名のこと)をいただかれお位牌をお仕立てされる方は、お戒名の一部が朱文字になります。
ご来店前にご確認ください
- 表
- 梵字(ご宗派によって異なります。)
- お戒名
- 裏
- ご命日
- 俗名
- 年齢
- 5 お仕立ての期間
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仕上がり日をお知らせいたします。
お仕立ての期間は、ご注文をいただいてから 10日~14日 頂いております。
※お位牌の大きさ、仕立てによりさらに日数を頂く場合もございます。
- 6 仕上がり
- お位牌が仕上がりましたらご来店頂き、 最終のご確認をお願い致します。
お位牌の彫り足しも承っております。
彫り足しさせて頂く方の
お戒名、ご命日、俗名、ご年齢を
お知らせください。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。
分かりやすく丁寧にご案内致します。
お気軽にご相談ください。
ご来店心よりお待ちしております。